ふ‐てい【不貞】
[名・形動]配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないこと。また、そのさま。「—をはたらく」「—な行為」
ふて‐くさ・る【不貞腐る】
[動ラ五(四)]「不貞腐れる」に同じ。「—・って寝ている」 [動ラ下二]「ふてくされる」の文語形。
ふて‐くされ【不貞腐れ】
ふてくされること。また、ふてくされた態度や言葉。「妻たる身の—をいうて済むと思うか」〈一葉・にごりえ〉
ふて‐くさ・れる【不貞腐れる】
[動ラ下一][文]ふてくさ・る[ラ下二]不平・不満の気持ちがあって、なげやりな態度や反抗的な態度をする。ふてくさる。「—・れて返事もしない」
ふて‐ね【不貞寝】
[名](スル)ふてくされて寝てしまうこと。「しかられて—する」
ふて‐のみ【不貞飲み】
ふてくされて酒を飲むこと。
ふ・てる【不貞る】
[動タ下一][文]ふ・つ[タ下二]ふてくされる。「散々(さんざん)に立腹して—・てて」〈紅葉・二人女房〉 [補説]「不貞」は当て字。