まえ‐の‐よ【前の世】
「ぜんせ(前世)」に同じ。
まじり‐みせ【交じり見世】
《揚げ代一分(ぶ)以上の遊女のほかに、二朱の遊女をも置いたところから》江戸時代の新吉原で、大籬(おおまがき)につぐ格式の店。店の構えは小さい。はんまがき。
また‐の‐よ【又の世】
来世。後世(ごせ)。またの生(しょう)。「後の世のため—のため」〈仏足石歌〉
まっ‐せ【末世】
1 仏教で、末法の世。釈迦(しゃか)入滅後の仏法の衰えた世。 2 のちの世。後世。 3 道義のすたれた世の中。まっせい。「人心の荒廃した—」
まぼろし‐の‐よ【幻の世】
幻のようにはかないこの世。「この身をば跡もさだめぬ—にあるものは思ふべしやは」〈公任集〉
みせ【店/見世】
《「見せ棚」の略から》 1 商品を陳列して売る場所。商店。たな。「—を閉める」「—をもつ」 2 江戸時代、妓楼(ぎろう)で、遊女が通りかかる客を呼び入れる格子構えの座敷。また、その遊女。張見世。...
み‐よ【三世】
前世(ぜんせ)・現世(げんぜ)・後世(ごせ)。さんぜ。「折りつればたぶさにけがる立てながら—の仏に花たてまつる」〈後撰・春下〉
み‐よ【御代/御世】
天皇の治世。また、その在位期間。
みらい‐せ【未来世】
仏語。三世の一。死後に生まれ変わった世界。来世。後世(ごせ)。未来。
みろく‐の‐よ【弥勒の世】
仏教で、弥勒菩薩がこの世にくだって衆生を救うとされる未来の世。