こん‐せい【今世】
「こんせ(今世)」に同じ。「—の人にても碁将棋に凝る者が睡眠の中に妙手を案じ出すことあり」〈福沢・福翁百話〉
ごう‐ざんぜ【降三世】
「降三世明王」の略。
ごじょく‐あくせ【五濁悪世】
仏語。五濁にまみれた悪い世の中。
ご‐せ【後世】
仏語。 1 死後の世界。あの世。来世。後生(ごしょう)。のちのよ。「—を弔う」→現世(げんせ) →前世(ぜんせ) 2 来世の安楽。「—を願う」
ご‐せい【後世】
⇒ごせ(後世)
さいしん‐せい【最新世】
⇒更新世(こうしんせい)
さい‐せい【済世】
社会の弊害を取り除き、人民の苦難を救うこと。せいせい。「—救民」「—事業」
せい‐せい【済世】
⇒さいせい(済世)
さき‐せ【前世】
「ぜんせ(前世)」に同じ。「何様(どう)いふ—の因縁だか判次郎を恋慕ひ」〈人・梅美婦禰・五〉
さき‐の‐よ【先の世】
1 前世(ぜんせ)。「あてもなく憧れて—の魂を追い」〈杢太郎・緑金暮春調〉 2 死後の世。後世(ごせ)。「—にもあれの魂に仕合せがありますように」〈中勘助・菩提樹の蔭〉