りょう‐せい【両性】
1 雄性と雌性。男性と女性。「—花」 2 二つの異なった性質。「—化合物」
りょうせい‐あい【両性愛】
同性と異性のどちらも性愛の対象とすること。また、そのような関係。バイセクシュアル。
りょうせい‐イオン【両性イオン】
両性電解質の分子内で陽子が移動し、正負の両電荷をもったイオン。イオン全体では中性であり、電気双極子としてふるまう。アミノ酸およびその重合体であるたんぱく質もすべて両性イオンと見なされる。双性イオン。
りょうせい‐か【両性花】
一つの花に雄しべと雌しべをもつ花。桜・アブラナなど被子植物に普通にみられる。両全花。雌雄同花。⇔単性花。
りょうせい‐かいめんかっせいざい【両性界面活性剤】
同一分子中に陽イオンと陰イオンの親水基をもつ界面活性剤の総称。親水基としてカルボキシル基、スルホ基、第4級アンモニウム塩などをもつものがある。シャンプーや洗顔料のほか、殺菌効果をもつ消毒剤として...
りょうせい‐かごうぶつ【両性化合物】
酸に対しては塩基、塩基に対しては酸として働く性質をもつ化合物。アミノ酸・たんぱく質など。
りょうせい‐さんかぶつ【両性酸化物】
塩基に対しては酸性、酸に対しては塩基性を示す酸化物。酸化アルミニウムなど。
りょうせい‐ざっしゅ【両性雑種】
⇒二遺伝子雑種(にいでんしざっしゅ)
りょうせい‐すいさんかぶつ【両性水酸化物】
酸に対しては塩基性、塩基に対しては酸性を示す水酸化物。水酸化アルミニウムなど。
りょうせい‐せいしょく【両性生殖】
有性生殖のうち、卵と精子など雌雄の配偶子の受精によって、新固体の発生が始まる生殖様式。