まて‐がた【両手肩】
両方の手と両方の肩。一説に、マテガイが砂にもぐってできる跡とも。「—にかきつむ海人の藻塩草けぶりはいかに立つぞとや君」〈斎宮女御集〉
もろ‐て【諸手/双手/両手】
《「もろで」とも》 1 左右の手。両手。「—突き」 2 (諸手)もろもろの軍隊。また、隊伍。「—にすぐれたりとの御感状をば、小幡山城に下さる」〈甲陽軍鑑・一八〉
りょう‐て【両手】
1 左右両方の手。もろて。「—利き」 2 《その指の数から》10の数。
りょうて‐なべ【両手鍋】
両側に取っ手のついた鍋。
両手(りょうて)に花(はな)
二つのよいものを同時に手に入れることのたとえ。また、一人の男性が同時に二人の女性を連れていることのたとえ。