な・ぶ【並ぶ】
[動バ下二]ならべる。→並(な)べて「日々(かが)—・べて、夜には九夜、日には十日を」〈記・中・歌謡〉
なべ‐て【並べて】
[副]《動詞「な(並)ぶ」の連用形+接続助詞「て」から》 1 全体が同じような状態・程度であるさま。総じて。おしなべて。「このクラスは—成績がよい」 2 普通であるさま。「御ありさまの、あやしく...
並(な)べてなら◦ず
なみなみでない。格別である。「姿、用意など、—◦ず見ゆ」〈源・絵合〉
なみ【並(み)】
《動詞「なむ」の連用形から》 1 並んでいること。並んだもの。ならび。 2 よくも悪くもないこと。ごく一般的であること。また、そのもの。中ぐらい。普通。「—の品」「—の選手」 3 商品などの等級...
なみ‐あし【並(み)足】
1 速くも遅くもない、普通の足並み。 2 (「常歩」と書く)馬術で、いちばん歩度の遅い馬の進ませ方。速度は、1分間110メートルくらい。ウオーク。
なみ・いる【並(み)居る】
[動ア上一][文][ワ上一]その場所に並んで座っている。「—・いるお歴々」
なみ‐がわせ【並為替】
⇒送金(そうきん)為替
なみ‐き【並木】
並んで立っている樹木。また、街路の両側などに1列に並べて植えた木。街路樹。「—道」「桜—」
なみき【並木】
姓氏の一。 [補説]「並木」姓の人物並木五瓶(なみきごへい)並木正三(なみきしょうぞう)並木宗輔(なみきそうすけ)
なみき‐しき【並木敷(き)】
並木の根などを傷めないために、街路にしないで残してある土地。