れん‐ちゅう【簾中】
1 すだれで仕切られた内側。簾内。 2 常に1にいるような高貴な女性。貴婦人。また、公卿・大名などの正妻を敬っていう語。「—堂上目をあやにして」〈盛衰記・一二〉
れん‐ちゅう【連中】
1 《「れんぢゅう」とも》仲間である者たち。また、同じようなことをする者たちをひとまとめにしていう語。親しみ、あるいは軽蔑(けいべつ)を込めていう。「クラスの—を誘ってみる」「こういう—は度し難...
ろう‐じゅう【老中】
江戸幕府の最高の職名。将軍に直属して政務一般を総理した。ふつう、2万5千石以上の譜代大名の中から4、5名が選ばれ、月番制で政務の責任者となり実務を行った。宿老。執政。
わ‐じゅう【輪中】
洪水から集落や耕地を守るため、周囲を堤防で囲んだ地域。また、その共同体制をもつ村落組織。江戸時代に発達した。木曽川・長良川・揖斐(いび)川の下流のものが有名。
わた‐なか【海中】
《「わだなか」とも》海の中。海上。「ありねよし対馬の渡り—に幣(ぬさ)取り向けてはや帰り来(こ)ね」〈万・六二〉
わよう‐せっちゅう【和洋折衷】
日本風と西洋風とをほどよく取り合わせて用いること。「—の造り」