かん‐か【乾果】
成熟すると果皮が木質や革質になって硬くなる果実。のちに果皮が裂開する裂開果と、裂開しない閉果とに分けられる。乾燥果。→液果
かん‐き【乾季/乾期】
ある地域の1年のうちで、雨量の極少月を含む時期・季節。熱帯ではその半球側の冬、亜熱帯では夏あるいは冬に現れる。→雨季
かんきゅう‐おんど【乾球温度】
乾球温度計(普通の温度計)が示す温度。気温のこと。→湿球温度
かんきゅう‐おんどけい【乾球温度計】
乾湿球湿度計についている2本の温度計のうち、球部を湿布で包まないほうの温度計。→湿球温度計
かん‐きょう【乾薑/干姜】
ショウガの根茎を乾燥させたもの。漢方で健胃・鎮嘔(ちんおう)・鎮咳(ちんがい)薬などに用いる。
かん‐ぎょ【乾魚/干魚】
干した魚。ほしうお。
かん‐けん【乾繭/干繭】
貯蔵のため、繭(まゆ)を乾燥させて中にいるさなぎを殺すこと。また、その繭。
かん‐げん【乾舷】
船の中央部で、満載喫水線(きっすいせん)から上甲板の舷側までの高さ。これが十分にないと浮力が不足し、安全性が損なわれる。
かん‐こ【乾枯】
人の言説などが味わいに欠けること。「理屈っぽくて—に過ぎる」
かん‐こ【乾湖】
湖水が蒸発または流出して干上がった地域。雨期のみ浅い湖となるものもある。