かめ【亀】
1 カメ目の爬虫(はちゅう)類の総称。体の構造は中生代の祖先形から大きな変化がなく、背面と腹面とに骨質の甲をもち、中に頭・四肢・尾を引っ込めて身を守る。あごはくちばし状になり、歯はない。水・陸に...
かめ‐あや【亀綾】
細かい亀甲(きっこう)文様を織り出した綾織りの絹織物。亀綾縞(かめあやじま)。亀屋縞。
かめい【亀井】
姓氏の一。 [補説]「亀井」姓の人物亀井勝一郎(かめいかついちろう)亀井玆矩(かめいこれのり)亀井昭陽(かめいしょうよう)亀井南冥(かめいなんめい)亀井文夫(かめいふみお)
かめ‐い【亀居】
《亀の後足が左右に開くのに似るところから》足先を左右に開いて、その間に尻を据える座り方。叙位・除目(じもく)のときの正式な着座法。
かめい‐ざん【亀井算】
そろばんによる割り算の一。九九を応用した、今日行われている方法。考案した百川治兵衛(ももかわじへえ)が正保2年(1645)に著した「亀井算」によって一般化した。百川算。加命算。
かめいど【亀戸】
《古称「亀島」とこの地の名井「亀ヶ井」がまざってできた地名という》東京都江東区北東部の商工業地。鷽替(うそか)えや藤の花で知られる亀戸天神社がある。
かめいど‐じけん【亀戸事件】
大正12年(1923)9月、関東大震災の混乱のさなか、亀戸の労働組合員らが軍隊によって不法検束され、殺害された事件。
かめいど‐だいこん【亀戸大根】
ダイコンの一品種。長さ20センチ程度で小ぶり。東京都江東区亀戸で産する。
かめいど‐てんじんしゃ【亀戸天神社】
亀戸にある神社。祭神は菅原道真で、相殿に天穂日命(あめのほひのみこと)を祭る。寛文3年(1663)大鳥居信祐(おおとりいしんゆう)が筑前の太宰府より勧請。1月25日の鷽替(うそか)え神事は著名。...
かめい‐は【亀井派】
自由民主党の派閥の一。志帥(しすい)会の平成15年(2003)から同17年における通称。→伊吹派