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二河白道の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

極楽浄土に往生したいと願う人の、入信から往生に至る道筋をたとえたもの。▽仏教語。「二河」は南の火の川と、北の水の川。火の川は怒り、水の川はむさぼる心の象徴。その間に一筋の白い道が通っているが、両側から水火が迫って危険である。しかし、後ろからも追っ手が迫っていて退けず、一心に白道を進むと、ついに浄土にたどりついたという話。煩悩にまみれた人でも、念仏一筋に努めれば、悟りの彼岸に至ることができることを説いている。
出典
『観経疏かんきょうそ』散善義さんぜんぎ

二河白道の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

浄土教で、阿弥陀仏 (あみだぶつ) の救いを説く比喩 (ひゆ) 。火の河と水の河を人の貪欲と怒りにたとえ、この間にある白い道は極楽に通じる道で、往生を願う信心にたとえる。びゃくどう。

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