う
[助動][○|○|う|(う)|○|○]《推量の助動詞「む」の音変化》現代語では、五段活用動詞、形容詞、形容動詞、助動詞「たい」「ない」「だ」「です」「ます」「た」「ようだ」「そうだ」などの未然形...
おしむらく‐は【惜しむらくは】
[連語]《「おしむ」+接尾語「らく」+係助詞「は」。副詞的に用いる》惜しいことには。残念なことには。「有能な人材だが—人情味に乏しい」 [補説]「惜しむ」は五段活用であるが、下二段活用動詞などの...
かのう‐どうし【可能動詞】
五段(四段)活用の動詞が可能の助動詞「る(れる)」を吸収して、下一段活用に転じ、可能の意味を表すようになったもの。「書ける」「泳げる」「読める」の類。命令形はない。 [補説]現在では、五段活用以...
口(くち)を噤(つぐ)・む
(「つぐむ」が五段活用の場合)口を閉じて開かない。話すのをやめる。「言いかけて、あわてて—・む」
(「つぐむ」が下二段活用の場合)口をとがらせてものを言う。「—・めぬ者はなかりけり」〈太平記...
ごだん‐かつよう【五段活用】
口語動詞の活用形式の一。語形が五十音図のア・イ・ウ・エ・オの五段の音で語形変化するもの(さらに、連用形には音便形を含む)。本来、四段活用と同じであるが、現代仮名遣いでは、その未然形に「う」の付い...
しもいちだん‐かつよう【下一段活用】
動詞の活用形式の一。語形が五十音図の「エ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変化するもの。「イ」段だけに語形変化する上一段活用に対していう。文語では「蹴(け)る...
たって
[接助]《過去の助動詞「た」の終止形に接続助詞「とて」の付いた「たとて」の音変化》動詞・形容詞、一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「だって」となる。逆接の仮定...
たり
[接助]《文語の完了の助動詞「たり」から》用言、一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「だり」となる。 1 ㋐動作や状態を並列して述べる。「泣い—笑っ—する」「と...
だって
[接助]《接続助詞「たって」が、ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の連用形に付く場合の形》「たって」に同じ。「ここなら泳い—かまわない」
[係助]《断定の助動詞「だ」に係助詞「とて」の付いた「だ...
て
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。 1 ある動作・作用から、次の動作...