せい‐でん【井田】
古代中国で行われたといわれる土地制度。周代では、一里四方の田地を井の字形に九等分し、周囲の八区の土地を私田として八戸に分け与え、中央の一区を公田として共同耕作させ、その収穫を租として官に納めさせ...
せいでん‐ほう【井田法】
⇒井田
せい‐もく【井目/聖目/星目】
1 囲碁で、盤面に記された九つの黒い点。 2 囲碁で、力量に大差があるとき、下手(したて)があらかじめ1の九点に石を置くこと。→井目風鈴 →置き碁
せいもく‐ふうりん【井目風鈴】
囲碁で、力量に井目以上の差があるとき、下手(したて)があらかじめ井目の四隅の石の斜め下にさらに一石ずつつけて置くこと。転じて、碁の初心者であること。井目風鈴付き。→置き碁
せい‐ろう【井楼】
戦場で、敵陣を偵察するために材木を井桁(いげた)に組んで作るやぐら。みせやぐら。
せいろう‐ぐみ【井楼組/井籠組】
材木を井桁(いげた)状に積み重ね、隅に切り込みを入れて、各材を互いに組み合わせた建築構造。校倉(あぜくら)・板倉もこの一種。
せいろう‐ぶね【井楼船/棲楼船】
戦国時代の軍船の一。大型船の胴の上に井楼を立て、そこから敵陣を偵察したり矢を放つようにしたもの。
ゆ‐げた【井桁】
「いげた」の音変化。「キツネ飛ンデ—ノウチニ飛ビ上ガッテ跳ネ」〈天草本伊曽保・狐と野牛〉