い【亥】
1 十二支の12番目。 2 方角の名。北から西へ30度の方角。北北西。 3 時刻の名。今の午後10時ごろ、およびその後の2時間。または午後10時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦1...
い‐どし【亥年】
暦法で、十二支の12番目、亥に当たる年。また、その年に生まれた人。いのしし年。
いどし‐せんきょ【亥年選挙】
亥年に、統一地方選挙と通常選挙(参院選)の両方が行われること。 [補説]統一地方選挙は4年ごと、通常選挙は3年ごとに行われるため、12年に一度、亥年に当たる年に同時執行となる。
い‐なか【亥中】
亥の刻の上刻と下刻との間。今の午後10時ごろ。
いなか‐の‐つき【亥中の月】
陰暦20日の夜の月。更け待ち月。はつかづき。いなかづき。
い‐の‐こ【亥の子】
1 陰暦10月の亥の日。この日に亥の子の祝(いわい)を行い、また、江戸時代には炬燵(こたつ)を開く日とされた。《季 冬》「臼(うす)音は麓の里の—かな/鳴雪」→十日夜(とおかんや) 2 「亥の子...
いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】
西日本で、亥の子の日に行われる収穫祭の行事。関東地方の十日夜(とおかんや)にあたるもので、この日に収穫を祝って新穀の餅を食し、子供たちがわら束や石で地面を打って回る。もと、中国の俗信に基づく宮中...
いのこ‐もち【亥の子餅】
亥の子の日に新穀で作る餅。《季 冬》「山茶花(さざんか)の紅つきまぜよ—/久女」
がい【亥】
[人名用漢字] [音]ガイ(呉) [訓]い 十二支の12番目。い。「癸亥(きがい)・辛亥(しんがい)」