せん‐てい【泉亭】
泉水のある屋敷。いずみどの。
そう‐てい【草亭】
草ぶきのあずまや。また、自分の家をへりくだっていう語。草屋。
そうろう‐てい【滄浪亭】
中国、江蘇省蘇州市にある名勝。銭氏広陵王元璙の別園を北宋の蘇舜欽が得て築いた亭の名。
だんちょう‐てい【断腸亭】
永井荷風が大正5年(1916)から大正7年(1918)にかけて住んだ、新宿区余丁町(よちょうまち)の家。庭に断腸花(シュウカイドウ)が植えてあったことに由来する名称。 [補説]荷風はこの家で、大...
ちく‐てい【竹亭】
竹を植えた庭にあるあずまや。
ち‐てい【池亭】
休息や展望などの場として、池のほとりに建ててある小屋風の建物。
ちゃ‐てい【茶亭】
茶店。また、茶室。「真葛ヶ原のある—の入口のところに来て」〈近松秋江・黒髪〉
ちん【亭】
《唐音》眺望や休憩のために高台や庭園に設けた小さな建物。あずまや。
てい【亭】
[名] 1 庭に設けた休憩用などの建物。あずまや。ちん。 2 亭主。「島屋の—が、そんな酷(ひど)い事をしおるかえ」〈鏡花・歌行灯〉 3 やしき。住居。「多田蔵人(くらんど)行綱、入道相国の西...
てい【亭】
[常用漢字] [音]テイ(漢) チン(唐) 1 旅人の宿泊所。宿駅。「亭長/駅亭」 2 屋根だけで壁のない休息所。あずまや。ちん。「池亭」 3 飲食・演芸などで客を集める建物。「亭主/旗亭・席亭...