過(あやま)ちを観(み)て斯(ここ)に仁(じん)を知(し)る
《「論語」里仁から》人の犯した過失の種類や傾向をよく観察すると、その人の人徳の程度がわかる。
い‐とく【威徳】
厳かで徳の高いこと。威厳と人徳。「—が備わる」
い‐とく【遺徳】
死後にまで残るその人の人徳。後世にのこる恩徳。「故人の—をしのぶ」
き‐りょう【器量】
1 ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての—に乏しい」 2 その人の才徳に対して世間が与える評価。面目。多く、男性についていう。「—を上げる」 3 顔だち。容貌(ようぼう)。多く...
ぐ‐とく【具徳】
徳が備わっていること。また、生来、人徳や才能を備え持っていること。「—の士」
しゅう‐とく【宿徳】
[名・形動ナリ]《「しゅくとく」の音変化という》 1 僧などが修行して、人徳のあること。また、その人や、そのさま。「気遠げなる—の僧都僧正の際は」〈源・橋姫〉 2 落ち着いて威厳のあること。重々...
し‐らん【芝蘭】
1 レイシとフジバカマ。転じて、香りがよい草。 2 性質・才能・人徳のすぐれた人のたとえ。「—の友」
にん‐とく【人徳】
⇒じんとく(人徳)
せい【聖】
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) シン(唐) [訓]ひじり [学習漢字]6年 〈セイ〉 1 知恵や人徳がすぐれている。また、そのような理想的人物。「聖賢・聖人・聖哲/亜聖・四聖・先聖・...
せい‐じん【聖人】
1 高い学識・人徳や深い信仰をもつ、理想的な人。聖者。 2 儒教で、理想的な人とする尭(ぎょう)・舜(しゅん)・禹(う)や殷(いん)の湯王、周の文王あるいは孔子などをいう。 3 カトリック教会で...