じん‐せい【人生/人世】
1 人がこの世で生きていくこと。また、その生活。「第二の—を送る」「—を左右する出来事」「—経験」 2 人の、この世に生きている間。人の一生。生涯。「芸術は長く—は短い」
人生(じんせい)意気(いき)に感(かん)ず
《魏徴「述懐」から》人は他人の意気に感じて努力するものであり、金銭や名誉欲のためにするのではない。
じんせい‐かん【人生観】
人生に対する見方。人生の目標・意味・価値などについての全体的、統一的な見方で、人生とは何か、人生いかに生きるべきかについて、具体的、実践的な記述・指針を含む。
じんせいげきじょう【人生劇場】
尾崎士郎の長編小説。昭和8年(1933)に「青春篇」を発表、以後「愛欲篇」ほか6篇を同34年までに発表。義理人情に厚く侠気(きょうき)のある青年、青成瓢吉(あおなりひょうきち)の歩む人生遍歴を描く。
じんせい‐こうろ【人生行路】
人がこの世に生きていく道程。人生を前途の予測のできない旅にたとえていう語。「—難(かた)し」
人生(じんせい)行路(こうろ)難(かた)し
《「人生行路」は、人の一生》人の一生には、さまざまな艱難(かんなん)苦労があって、容易なものではない。
人生(じんせい)七十(しちじゅう)古来(こらい)稀(まれ)なり
《杜甫「曲江」から》70歳まで長生きする者は、昔から非常に少ない。→古希(こき)
じんせい‐せっけい【人生設計】
結婚や教育、住居、老後の暮らしなどについての計画を立てること。人生計画。ライフプラン。ライフデザイン。
じんせい‐そうだん【人生相談】
生きていく上でのさまざまな問題について相談し、助言を求めること。
人生(じんせい)朝露(ちょうろ)の如(ごと)し
《「漢書」蘇武伝から》人の一生は、朝日が射せばすぐに消えてしまう露のようにはかない。