こくれんじんしゅさべつてっぱい‐いいんかい【国連人種差別撤廃委員会】
国連の人種差別撤廃条約に基づいて設置される委員会。18人の専門家で構成され、締約国の条約履行状況を調査・監視し、必要に応じて改善を勧告する。委員の任期は4年で、2年ごとに半数が改選される。正式名...
じん‐しゅ【人種】
1 人類を骨格・皮膚・毛髪などの形質的特徴によって分けた区分。一般的には皮膚の色により、コーカソイド(白色人種)・モンゴロイド(黄色人種)・ニグロイド(黒色人種)に大別するが、この三大別に入らな...
じんしゅかくり‐せいさく【人種隔離政策】
⇒アパルトヘイト
じんしゅ‐がく【人種学】
人類学の一部門。人種の分類や起源・変化・体質などを研究する。
じんしゅ‐さべつ【人種差別】
人種的偏見によって、ある人種を社会的に差別すること。
じんしゅさべつてっぱい‐じょうやく【人種差別撤廃条約】
《「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」の通称》人種・皮膚の色・血統・民族・部族などの違いによる差別をなくすために、必要な政策・措置を遅滞なく行うことを義務付ける国際条約。1965年の...
じんしゅさべつにはんたいする‐せかいかいぎ【人種差別に反対する世界会議】
⇒人種差別反対世界会議
じんしゅさべつはんたい‐せかいかいぎ【人種差別反対世界会議】
「人種主義、人種差別、外国人排斥及び関連する不寛容に反対する世界会議」の略称。人種差別撤廃条約の実効性を確保するために国連が主催する国際会議。人種差別に反対する世界会議。 [補説]2001年に南...
じんしゅ‐しゅぎ【人種主義】
人種間には本質的な優劣の差異があるとする見解に基づく態度や政策。19世紀末のヨーロッパで広まり、優秀民族支配論・有色民族劣等論などを生み出した。レイシズム。ラシスム。
じんしゅふびょうどうろん【人種不平等論】
《原題、(フランス)Essai sur l'inégalité des races humaines》ゴビノーによる評論。1853年から1855年にかけ発表。純血種のアーリア人を最優秀人種と位置...