人手(ひとで)に渡(わた)・る
他人の所有物となる。自分の持っていたものが他人の手に渡る。「先代からの家屋敷が—・る」
人(ひと)と入(い)れ物(もの)は有(あ)り次第(しだい)
人と器物とは、多ければ多いほど便利であるが、たとえ少なくても使い方しだいで用が足りる。
ひととちょうじん【人と超人】
《原題Man and Superman》バーナード=ショーの戯曲。4幕。1903年作。「哲学的喜劇」という副題をもち、作者の「生命力」の哲学をテーマにした恋愛喜劇。
ひと‐と‐なり【人となり/為人】
生来の性質。人柄。「誠実な—」
人(ひと)と成(な)・る
1 おとなになる。成人する。一人前の人間になる。「親にさんざん苦労をかけた末に—・る」 2 人心地を取り戻す。気がつく。「やうやういき出でて—・り給へりけれど」〈源・夢浮橋〉
ひととなるみち【人となる道】
江戸後期の仏教書。1巻。慈雲飲光(じうんおんこう)著。天明元年(1781)成立。「十善法語」の再校本。
人(ひと)と屏風(びょうぶ)は直(すぐ)には立(た)たず
屏風は折らなければ立たないように、人も道理に縛られず、適当に妥協しないと、世間を渡って行けない。
ひと‐とり【人取り/人捕り】
1 二組に分かれて、敵方の人をじゃんけんなどで奪い合う子供の遊び。 2 人を捕らえて食ったりするという怪物。「この池に—ありておほく人死にけり」〈著聞集・一七〉
ひと‐どお・い【人遠い】
[形][文]ひとどほ・し[ク] 1 人づきあいに慣れていない。人に親しまない。「至って無口な、—・い少年であったが」〈蘆花・思出の記〉 2 近くに人がいない。人けがない。「御前の—・くのどやかな...
ひと‐どおり【人通り】
人が行き来すること。人の通行。「—が激しい」