いちご‐いちじゅう【一伍一什/一五一十】
一から十まで。初めから終わりまで。一部始終。「遭難に至るまでの、—を物語りて」〈竜渓・経国美談〉
か‐じゅう【佳什】
《「什」は「詩経」の雅と頌の十篇をいう篇什からで、詩篇の意》すぐれた詩歌。りっぱな文学作品。
か‐じゅう【家什】
家庭で使う道具類。家具。
き‐じゅう【器什】
日常用いる、種々の家具や器具。什器。
きん‐じゅう【近什】
最近作った詩歌や文章。
ぎょく‐じゅう【玉什】
「玉詠(ぎょくえい)」に同じ。
じゅう【什】
1 10。10人。10家。また、10を単位としたもの。 2 「詩経」の雅と頌(しょう)の各10編。また、単に漢詩10編。 3 詩歌。また、詩編。「時折の—をこの篇の作者のところへ」〈佐藤春夫・晶...
じゅう【什】
[音]ジュウ(ジフ)(呉) 1 軍や隣組の組織で、十人一組の単位。「什伍(じゅうご)」 2 ふだん用いる器物。「什器・什具・什物(じゅうもつ)/家什」 3 一〇編でひとまとまりの詩歌。詩編。「佳...
ちん‐じゅう【珍什】
珍しい什器(じゅうき)。珍器。
へん‐じゅう【篇什】
《「什」は十で、「詩経」の「雅」と「頌(しょう)」とが十編で1巻としたところから》詩を集めたもの。詩編。