きよ‐ぶん【寄与分】
遺産相続の際に、相続人が被相続人の財産の維持または増加に対して労務の提供や療養看護などにより特別の寄与をした場合に、付加される相続分。
ぎま‐かこう【擬麻加工】
綿織物やレーヨンなどに糊(のり)状物質を付加したり、強アルカリによる処理で収縮させたりして、麻のような硬い感触と外観を与える加工。擬麻法。
ぎゃくてん‐の‐はっそう【逆転の発想】
それまでとは反対の観点から考え出すこと。置かれた悪い状況・状態とは逆の見地から思いつきを得ること。たとえば、安価な品が売れないときに、付加価値のある高価な品を売ることを思いつくなど。
くち‐えい【口永】
江戸時代、金納の貢租に付加された税。本租100文に対して3文を定率とし、銀で納めるものを口銀(くちぎん)、銭で納めるものを口銭(くちせん)といった。→口米(くちまい)
くみあいかんしょう‐けんこうほけん【組合管掌健康保険】
健康保険組合が運営する健康保険。事業主が単独または共同で組合を設立して、その従業員が被保険者となる。保険料率は、協会けんぽ(旧政府管掌健康保険)が定率であるのに対し、標準報酬月額と標準賞与額を算...
クリック‐ケミストリー【click chemistry】
有機化合物の合成方法の一つ。材料となる物質に互いに結合しやすい官能基を導入し、結合反応を進める。1998年、シャープレスがアルキンとアジ化物の付加反応を利用する手法を提唱。メルダルが銅を触媒とし...
グリーンでんりょく‐しょうしょ【グリーン電力証書】
風力・太陽光などの再生可能エネルギーによって発電されたグリーン電力の環境に対する付加価値を証書の形にしたもの。電気そのものとは切り離して取引される。証書を購入することで、グリーン電力を使用してい...
けっ‐しょ【欠所/闕所】
1 欠けているところ。「其の詭説の—を猛撃せられて」〈竜渓・経国美談〉 2 (闕所)中世、没収されたり、領主が他に移ったりして、知行人のいない土地。闕所地。 3 (闕所)中世、所領・諸職を没収す...
ケトン【(ドイツ)Keton】
カルボニル基と2個の炭化水素基とが結合した化合物の総称。一般式R-CO-R′ 一般に芳香を有し、付加・縮合を起こしやすい。アセトンなど。→ケトン基
けんじょう‐ご【謙譲語】
敬語の一。話し手が、自分または自分の側にあると判断されるものに関して、へりくだった表現をすることにより、相対的に相手や話中の人に対して敬意を表すもの。特別の語を用いる場合(「わたくし」「うかがう...