うみぎく‐がい【海菊貝】
ウミギクガイ科の二枚貝。潮間帯付近の岩礁に、右殻の殻頂で固着。殻長8センチくらい。殻表は大小のとげ状の突起で覆われ、一部は平たく菊の花びら状。色は紅・紫褐色など。本州中部以南に分布。食用。うみぎく。
うみ‐ぞうめん【海素麺】
1 ウミゾウメン科の紅藻。干潮線付近の岩や貝殻に繁茂し、濃紅色のひも状で、ほとんど分枝しない。寒天質で粘性があり、食用とする。 2 アメフラシの卵塊。黄色いひも状で、春先、海岸の海藻の間に産みつ...
うめだ【梅田】
大阪市北区の地名。JR大阪駅や私鉄各線のターミナル駅がある。付近の繁華街は、難波(なんば)付近のミナミに対してキタとよばれる。
うめのはる【梅の春】
清元。四方真門(よものまかど)(毛利元義)作詞、川口お直作曲で、文政10年(1827)にできたといわれる。隅田川付近の春の情景などをうたった御祝儀物の代表作。
うらが‐ぶぎょう【浦賀奉行】
江戸幕府の遠国(おんごく)奉行の一。江戸湾に出入りする船、および奥羽・大坂間の廻船の荷物を検査し、併せて付近の幕府領と浦賀の町政をつかさどった。
うりゅうの【瓜生野】
大阪市南部、大和川付近の地名。楠木正行(くすのきまさつら)が山名時氏を破った古戦場。
ウルホケッコネン‐こくりつこうえん【ウルホケッコネン国立公園】
《Urho Kekkosen kansallispuisto》フィンランド北東部、ラップランド地方にある国立公園。総面積2550平方キロメートル。同国第2位の面積をもつ。第8代大統領ウルホ=ケッ...
うれしの‐やき【嬉野焼】
伊万里(いまり)焼の一。嬉野市付近で生産。褐色の粘土に黒釉のもの、また、白はけ目の上に褐・緑彩の絵皿など。
うろこ‐むし【鱗虫】
多毛綱ウロコムシ科の環形動物の総称。干潮線付近の石の下などにすむ。体は扁平で、背面は2列に並ぶ12対以上のうろこで覆われる。
うんご‐じ【雲居寺】
京都市東山区高台寺付近にあった寺。承和4年(837)菅野真道が桓武天皇の菩提をとむらうために道場を建立したのが始まり。金色八丈の阿弥陀像があったが、応仁の乱で焼失。八坂東院。 中国河北省房山...