かみあり‐づき【神在月】
出雲国で、陰暦10月の異称。この月に日本中の神々が出雲大社に集まるという伝説から、出雲以外では「神無月(かんなづき)」というのに対していう。《季 冬》
かも【鴨/鳧】
1 カモ目カモ科の鳥のうち、ガン・ハクチョウ類以外の総称。中・小形の水鳥。先の丸い平らなくちばしをもち、指に水かきがある。一般に雄の羽色は派手で、雌は褐色。日本には秋に渡ってきてつがいをつくり、...
かもめ【鴎】
1 チドリ目カモメ科の鳥。全長約45センチ。背が灰色のほかは白く、くちばし・足が黄色。ユーラシア・北アメリカ北部に分布。日本には冬鳥として海岸や港に渡来する。 2 チドリ目カモメ科の鳥のうちアジ...
か‐やく【加役】
1 本職以外に臨時につとめる役。また、その人。 2 律令制で、正規の夫役(ぶやく)のほかに追加された臨時の夫役。 3 江戸時代、火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)の俗称。 4 歌舞伎で、自分の...
かよい‐ぐち【通い口】
茶室で、亭主側が点茶(てんちゃ)・炭点前(すみてまえ)以外の用事で席内へ出入りする口。給仕口。禿口(かむろぐち)。
から‐ふだ【空札】
1 トランプや花札などで、点数にならない札。 2 百人一首などの歌ガルタで、競技開始の合図、または用意をさせるために読む、読み札以外の札。
から‐よう【唐様】
1 中国風であること。唐風(からふう)。「—にいえば風流瀟洒」〈逍遥・当世書生気質〉 2 中国風の書体。特に、江戸時代の学者間で流行した、元・明(みん)風の書体。 3 行・草書以外の漢字の書体。...
かり‐たく【仮宅】
1 しばらく住む家。仮の住まい。 2 近世、江戸吉原の遊郭が火事で焼けたとき、再建までの間、吉原以外の一般住宅地内で仮営業を許可されていた臨時の遊郭。
か‐りゅう【果粒】
果実飲料に含まれる成分の一つで、柑橘類の砂のうや柑橘類以外の果実の果肉を細切りにしたものなどをいう。
カルビ
《(朝鮮語)》牛や豚のばら肉。ふつう骨付きのものをいい、焼き肉や煮物に用いる。 [補説]日本では、ばら肉以外の部位で、脂身の多いものをさすこともある。