かきょう‐うんどう【下郷運動】
1 中国で、五・四運動後の1936年、抗日宣伝のために都市の知識人や学生が農村・地方に入っていった啓蒙運動。 2 中国で、1957年以降、右傾化した政府・党の幹部や知識人を地方に送ったこと。下放...
かくちょう‐し【拡張子】
ウインドウズやUNIXなどのオペレーティングシステムにおいて、ファイル名のピリオド以降に付与される文字列。ファイルの種類を示す。ファイル拡張子。エクステンション。
かくれ‐キリシタン【隠れキリシタン】
明治以降、潜伏キリシタンの信仰形態を継続した者。江戸幕府の禁教令が解かれた後もカトリックに復帰せず、潜伏期に独自に発達した文化を維持する人々をさす。また広く、潜伏キリシタンを含めていうこともある...
かけ‐つの【懸(け)角】
《「かけづの」とも》平安時代以降、邪気を払うため、宮殿内の御帳台(みちょうだい)の入り口の左右の柱にかけたサイの角。のちには沈(じん)の木で作り、両端に銀の金具をつけてつるした。御角(みつの)。
かさぎ‐れんが【笠着連歌】
中世以降、寺社の祭や法会に行われ、参詣人などが自由に参加できた、庶民的な連歌。着座した連衆(れんじゅ)以外は、立ったまま笠もぬがずに句を付けたので、この名がついた。花の下(もと)連歌の流れをくむもの。
かさね‐うちき【重ね袿】
《「かさねうちぎ」とも》平安時代以降、公家の女子が日常着として、単(ひとえ)の上に袿を数枚重ねて着ること。重ねの袿。五つ衣(ぎぬ)。
かさね‐の‐いろめ【襲の色目】
平安時代以降、公家社会に行われた衣服の表地と裏地、また衣服を重ねて着たときの色の取り合わせの種目。男子では直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)・下襲(したがさね)などの、女子では唐衣(からぎぬ)・袿...
かさ‐ぶくろ【傘袋/笠袋】
中世以降、旅行などのときにかさを入れて持ち運ぶための袋。持ち主の身分などによって、材質・装飾などに区別があった。
か‐ざい【火罪】
戦国・江戸時代に行われた刑罰の一。罪人を市中引き回しのうえ、火あぶりにした刑罰。キリスト教信者やその他の重罪人に対して行ったが、寛保2年(1742)以降は放火犯にのみ適用。
かざみ【汗衫】
《「汗衫」の字音「かんさん」の音変化》 1 衣類に汗がにじむのを防ぐために着た単(ひとえ)の下着。あせとり。「山吹の絹の—よくさらされたる着たるが」〈宇治拾遺・一一〉 2 平安時代以降、後宮に奉...