かげんてき‐めいれい【仮言的命令】
カントの道徳哲学で、ある目的を達成するための手段としての行為を命令する実践的原則。「もし君が…を欲するならば、…すべし」という条件つきの命令の形式をとる。仮言的命法。→定言的命令
か‐こう【仮構】
[名](スル)実際にはないことを存在するものとして仮に作り設けること。想像によってつくり出すこと。また、そのもの。虚構。「—の世界」
か‐こつ【仮骨】
骨折や骨の欠損が起きた部分に、新しくできる不完全な骨組織。
か‐こつばん【仮骨盤】
⇒大骨盤
か‐こん【仮根】
シダ類の前葉体やコケ類・藻類にみられる根に似た器官。水分を吸収し、体を固着する役をするが、維管束植物のような通道組織はない。→シダ植物
か‐さく【仮作】
[名](スル) 1 仮に作ること。また、作ったもの。 2 実際にはない物事を想像によって作ること。また、作ったもの。虚構。「故意に物語を—せずとも」〈逍遥・小説神髄〉
かさく‐ものがたり【仮作物語】
虚構の物語。作り物語。フィクション。
か‐さんすい【仮山水】
庭園内の築山(つきやま)と泉水。
か‐ざん【仮山】
築山(つきやま)のこと。
か‐し【仮歯】
人工の歯。入れ歯。義歯。