ふせ【伏せ】
[名] 1 からだを伏せること。「—の姿勢」「腕立て—」 2 軍勢を敵に気付かれないように配置しておくこと。また、その軍勢。伏兵(ふくへい)。「小川内と云ふ処に—を置き待つ所に」〈蒲生氏郷記〉...
ふせ‐いお【伏せ庵】
「伏せ屋(や)」に同じ。「—の曲げ盧(いほ)の内に」〈万・八九二〉
ふせ‐がね【伏せ鉦】
「敲(たた)き鉦(がね)」に同じ。
ふせ‐ぐみ【伏せ組】
「蛇腹(じゃばら)伏せ」に同じ。「銀(しろがね)の左右の糸して—し」〈栄花・初花〉
ふせ‐こし【伏せ越し】
《「ふせごし」とも》河川の下を横切るように設置された水路。
ふせ‐ご【伏せ籠】
1 香炉や火鉢などの上に逆さに伏せておく籠。上に衣服を掛けて暖めたり、香をたきしめたりする。 2 伏せて中に鶏を入れる籠。
ふせ‐じ【伏せ字】
1 印刷物で、明記を避けるために、その部分を空白にしたり、○や×で表したりすること。また、その部分や印。 2 「下駄(げた)2」に同じ。
ふせ‐ず【伏せ図】
建物の各重要部分を平面に投影した図。
ふせ‐ぜい【伏せ勢】
待ち伏せの軍勢。伏兵(ふくへい)。
ふせ‐どい【伏せ樋】
地中に埋めた樋。埋(うず)み樋(ひ)。