ふしみ‐とうがらし【伏見唐辛子】
トウガラシの一品種。京都の特産。長さ10〜15センチ程度で、先端がとがっていて細長い。辛みが少なく柔らかい。伏見甘長(あまなが)。
ふしみ‐にんぎょう【伏見人形】
伏見で産する土製の人形。江戸時代初めころから作られ、形・彩色の素朴なもの。伏見雛(びな)。
ふしみ‐ばん【伏見版】
慶長4〜11年(1599〜1606)徳川家康の命により、伏見の円光寺の僧三要らが木製活字で印刷した書籍の称。「孔子家語」「六韜(りくとう)」「三略」などがある。円光寺版。
ふしみ‐ぶぎょう【伏見奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中の支配に属し、伏見の民政管理、宇治・伏見・木津川の船舶の取り締まり、また、京都御所の警備や西国大名の往来の監視などを行った。
ふしみももやま‐の‐みささぎ【伏見桃山陵】
⇒ふしみももやまりょう(伏見桃山陵)
ふしみももやま‐りょう【伏見桃山陵】
明治天皇の陵(みささぎ)。上円下方墳で、京都市伏見区桃山町にある。ふしみももやまのみささぎ。
ふし‐め【伏(し)目】
視線を下に向けていること。また、うつむいて見ることや、その姿勢。「恥ずかしさで—になる」「—がち」
ふ・す【伏す】
[動サ五(四)] 1 腹ばいになる。また、地面にひざをつくなどして頭を深く下げる。「地に—・す」「—・してお願い申し上げます」 2 姿勢を低くして、隠れる。ひそむ。「草陰に—・す」 [動サ下...
ふせ【伏せ】
[名] 1 からだを伏せること。「—の姿勢」「腕立て—」 2 軍勢を敵に気付かれないように配置しておくこと。また、その軍勢。伏兵(ふくへい)。「小川内と云ふ処に—を置き待つ所に」〈蒲生氏郷記〉...
ふせ‐いお【伏せ庵】
「伏せ屋(や)」に同じ。「—の曲げ盧(いほ)の内に」〈万・八九二〉