しゃれ‐ぼん【洒落本】
江戸中期から後期にかけて、主として江戸で流行した遊里文学。通・うがちを主題に、遊里の内部や遊女・遊客の言動を、会話を主にして写実的に描いたもの。寛政の改革で、風俗壊乱を理由に一時禁止された。ふつ...
しょ‐きゅう【初級】
能力や技能など、上達していくものの、いちばん初めの等級。最も低い等級。「—英会話」「—コース」
しょく‐しゅわ【触手話】
送り手のする手話に受け手が触れて、内容を読み取る方法。盲ろう者(視覚と聴覚の両方に障害のある人)との会話などに用いられる。触読手話。
しんない‐ぶん【心内文】
物語文学などで、登場人物が心の中で思っていることを書いた箇所。心内語。心話文。→地の文 →会話文
しんぱん【審判】
《原題、(ドイツ)Der Prozeß》カフカの長編小説。未完。1925年に遺稿として刊行された。銀行員ヨーゼフ=Kが、理由もわからないまま逮捕・起訴され、死刑になるまでを描いた不条理小説。題名...
じ【地】
1 地面。大地。つち。ち。「雨降って—固まる」 2 ある土地。その地域。「—の物」「—卵」 3 物事の基礎。下地(したじ)。「—ができている」 4 化粧しない肌。素肌。「—が白い」 5 布・紙・...
じ‐の‐ぶん【地の文】
文章や語り物などで、会話以外の説明や叙述の部分をいう。
じ‐ばなし【地噺/地咄】
落語で、会話やしぐさによる通常の演出をとらず、叙述説明によって話を展開させるもの。
じ‐ぶん【自分】
[代] 1 反射代名詞。その人自身。おのれ。「—を省みる」「—の出る幕はない」「君は—でそう言った」 2 一人称の人代名詞。われ。わたくし。「—がうかがいます」 [補説]江戸時代、「御自分」の形...
じ‐まく【字幕】
1 映画・テレビなどで、題名・配役・説明などを文字で映し出した画面。タイトル。キャプション。 2 特に外国映画などで、会話の翻訳を画面に映し出したもの。スーパーインポーズ。