あかくちばけのでんせつ【赤朽葉家の伝説】
桜庭一樹の長編小説。鳥取県の旧家に住む祖母・母・娘の女3代の人生を通じて日本の戦後史を描く。平成18年(2006)刊。平成19年(2007)、第60回日本推理作家協会賞受賞。平成20年(2008...
アトラスでんせつ【アトラス伝説】
井出孫六の歴史小説。明治初期の清国への地図密売事件と、川上冬崖の死を題材とする。昭和49年(1974)刊。同年、第72回直木賞受賞。
アーサーおう‐でんせつ【アーサー王伝説】
《Arthurian Legend》英国の先住民族ケルト族の古伝説。ウェールズの武将、のちにブリトン人の王となったアーサーに関する伝説で、5〜6世紀のサクソン侵入のころ形成され、アーサーの武勇と...
うばすてやま‐でんせつ【姨捨山伝説】
歩けない老人を山奥に捨てる慣習にまつわる伝説。国王の命令に背いて老人をひそかにかくまい、後日老人の知恵によって危機を脱する話、一度は捨てようとした老人を連れ戻す話などがある。姨捨(うばすて)伝説...
うみべのでんせつ【海辺の伝説】
森礼子による戯曲。昭和39年(1964)「新劇」誌に掲載。翌年初演。
おうごんでんせつ【黄金伝説】
《(ラテン)Legenda Aurea》キリスト教聖者の伝記集成。ジェノバの大司教ヤコブス=デ=ウォラギネが13世紀に筆録。信仰上また文学的にも価値の高いものとして黄金の名をもってよばれるよう...
きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】
伝説の類型の一。勇気のあるすぐれた男が、他国へ旅をして身分の高い女とめぐりあい求婚する。女の親から多くの難題を出されて苦労するが、解決して結婚するというもの。
きょじん‐でんせつ【巨人伝説】
巨大なからだをもち、超人間的な性質を備えた者の存在や事跡に関する伝説。日本の大太法師(だいだぼうし)やギリシャ神話のアトラスなど。
きんけい‐でんせつ【金鶏伝説】
山中や塚の中に金の鶏が埋められていて、中から鶏の鳴き声が聞こえてくるという伝説。全国に例が多い。
ぎんがえいゆうでんせつ【銀河英雄伝説】
田中芳樹の長編SF小説。ラインハルト=フォン=ローエングラム率いる銀河帝国軍と、ヤン=ウェンリーの自由惑星同盟との戦いを描いたスペースオペラ。昭和57年(1982)から昭和62年(1987)にか...