き‐こう【紀行】
旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章。紀行文。「東関—」
きこうち【寄港地】
《原題、(フランス)Escales》イベールの管弦楽曲。全3曲。「三つの交響的絵画」という副題をもつ。1922年作曲。第一次大戦中、海軍士官として地中海を航海した作曲者自身の体験に基づく。
きこう‐ぶんがく【紀行文学】
旅行中の体験や感想を中心に書き記した文学作品。日本では「土佐日記」に始まり、「十六夜(いざよい)日記」「東関紀行」「奥の細道」などがある。
き‐ちょう【貴重】
[名](スル)とうとびおもんじること。非常に大切にすること。「主人の尤(もっと)も—する命が」〈漱石・吾輩は猫である〉 [形動][文][ナリ]非常に大切なさま。得がたいものであるさま。「—な...
キッザニア【KidZania】
子供がさまざまな職業を疑似的に体験できるテーマパーク。好みの職業を選んで業務を行うと専用通貨が支払われ、パーク内で利用できる。1999年、メキシコシティーに造られて以降、世界各地で開園。日本では...
き‐むすこ【生息子】
うぶな息子。まだ女性との性体験のない若者。童貞。「児島は—である。彼の性欲的生活は零である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
き‐むすめ【生娘】
うぶな娘。まだ男性との性体験のない娘。処女。
きめい‐りょく【記銘力】
新しく体験したことを覚える能力。過去に体験したことを保持する能力を記憶力というのに対していう。
きめいりょく‐しょうがい【記銘力障害】
新しく体験したことを覚えておくことができなくなる障害。重度な場合、数秒あるいは数分前のことを記憶にとどめられなくなる。精神遅滞・認知症・意識障害・コルサコフ症候群などで生じる。→記憶障害
キャラメルこうじょうから【キャラメル工場から】
佐多稲子の小説。昭和3年(1928)、日本プロレタリア芸術連盟の機関紙「プロレタリア芸術」2月号に掲載。はじめ著者の少女期の体験をもとにしたエッセーとして書かれたが、中野重治の勧めにより小説化された。