つくり‐だ【作り田/佃】
「つくだ(佃)1」に同じ。「—の刈るべき君が御代なればいなふさ山の豊かなりけり」〈夫木・二〇〉
つくり‐だおれ【作り倒れ】
不作のために身代の倒れること。「こちの隣に分限者(ぶげんしゃ)の—があったげな」〈浄・八百屋お七〉
つくり‐だ・す【作り出す】
[動サ五(四)] 1 こしらえる。製作する。生産する。「電気製品を—・す」「優秀な人材を—・す」 2 新たにものをつくる。創作する。「芸術品を—・す」 3 作りはじめる。「ツバメが軒下に巣を—・す」
つくり‐つけ【作り付け】
家具などを壁や床に建物の一部として作ること。また、そのもの。「—の食器棚」
つくり‐つ・ける【作り付ける】
[動カ下一][文]つくりつ・く[カ下二] 1 取り外しのできないように他のものに取り付けて作る。「書棚を—・ける」 2 作物を植えつける。「空き地に野菜を—・ける」
つくり‐つち【作り土】
1 耕地の上層の土。耕作する部分の土壌。 2 園芸用に各種の土壌をまぜ合わせて作った土。
つくり‐て【作り手】
作る人。製作者。「映画の—」
つくり‐どり【作り取り】
田畑の収穫物を年貢として納めず、全部自分の所得とすること。また、その田畑。江戸時代、新田開発などの直後から一定期間免税措置としてとられた。さくどり。
つくり‐な【作り名】
本名とは別に、本人が作って用いる名。号・字(あざな)など。また、いつわりの名。偽名。
つくり‐なお・す【作り直す】
[動サ五(四)]悪いものをよいものに作りかえる。「服を—・す」