さく‐しゃ【作者】
1 作品を作った人。特に、芸術作品の作り手。「物語の—」「焼き物の—」「—不詳」 2 勅撰集に和歌を載せられた歌人。 3 歌舞伎狂言を作る人。狂言作者。
さく‐じ【作字】
[名](スル)印刷で、必要とする活字がないときに、既存の活字の部分を合成したり削ったりして新しい活字を作ること。また、その作った活字。パソコンなどで、内蔵・登録されていない字体を作ることにもいう。
さく‐せい【作成】
[名](スル) 1 計画や書類、また文章などを作ること。「予算案の—」「報告書を—する」 2 《保険業界で》社員が顧客の名を借りて契約を結び、保険料は自分が負担すること。
さく‐せい【作製】
[名](スル)物品を作ること。また、図面などを作ること。「設計図を—する」
さく‐たて【さく立て】
畑にうねを作ること。作物を植える場所を高くするため、くわで溝を平行に掘り、その分の土を溝と溝の間に盛り上げること。
さく‐ちょう【作調】
1 美術作品のできぐあい。 2 邦楽で、三味線の曲に合わせる囃子(笛・小鼓・大鼓・太鼓など)の奏法を定めること。また、和太鼓の曲を作ることをもいう。
さく‐てい【作庭】
庭園を作ること。造園。
さく‐ば【作場】
農作物を作る所。耕作地。
さく‐もん【作問】
[名](スル)試験問題などを作ること。「入試問題を—する」
さく‐もん【作文】
1 漢詩を作ること。「学生(がくしゃう)どもを集めて、—してゐたりけるに」〈今昔・二八・二九〉 2 文章を作ること。さくぶん。「—に名を得し難波の西鶴も、五十二にて一期を終り」〈鶉衣・嘆老辞〉