うみをみにいく【海をみに行く】
石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフとしている。海を見に行く。
うらしま‐たろう【浦島太郎】
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫の歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地...
うらみのすけ【恨之介】
仮名草子。2巻。作者未詳。慶長14年(1609)以後の作。葛(くず)の恨之介と、近衛殿の養女雪の前との悲恋物語。近世初期の風俗・風潮をよく反映した作品とされる。
うら‐めい【裏銘】
日本刀の製作者の銘を彫ってある面の裏側にある銘。製作年月日や所持者名などを彫る。⇔表銘。
うんめい【運命】
幸田露伴の小説。大正8年(1919)発表。中国明(みん)朝の建文・永楽2帝の生涯を、漢文調の名文で描いた作品。 ベートーベン作曲の交響曲第5番の通称。1808年完成。第1楽章冒頭の主題を、作...
えいがものがたり【栄花物語/栄華物語】
平安時代の歴史物語。40巻(正編30巻、続編10巻)。作者については正編が赤染衛門(あかぞめえもん)とする説が有力。続編については出羽弁といわれるが未詳。正編30巻は万寿5〜長元7年(1028〜...
えしん‐は【恵心派】
恵心僧都源信を開祖とする、仏像・仏画作者たちの一派。
えどはんじょうき【江戸繁昌記】
江戸後期の地誌。5編5冊。寺門静軒著。天保3〜7年(1832〜36)刊。相撲・吉原など、江戸市中の繁栄を記したもの。作者の皮肉な目と批判精神により、天保改革では風俗を乱したとの理由で発禁。
エヌエフティー‐アート【NFTアート】
《non-fungible token art》NFT(非代替性トークン)と関連付けられたデジタルアート。ブロックチェーン技術により、デジタルデータで表される芸術作品の作者と所有者を明確にし、複...
エフ‐アイ‐エー‐ピー‐エフ【FIAPF】
《Fédération internationale des associations des producteurs de films》映画・テレビ制作者団体の国際的な組織。著作権の保護や技術...