か【佳】
[名・形動]よいこと。すぐれていること。美しいこと。また、そのさま。「味すこぶる—なり」「夕方の景色もまた—である」
か【佳】
[常用漢字] [音]カ(慣) [訓]よい 1 姿形が整って美しい。「佳境・佳景・佳人・佳麗/絶佳」 2 すぐれている。りっぱな。「佳句・佳作・佳品」 3 時機がちょうどよい。めでたい。「佳日・佳...
か‐えん【佳宴】
めでたい宴会。よい酒宴。
か‐きょう【佳境】
1 興味を感じさせる場面。「話が—に入る」 2 景色のよい所。「県内随一の—」 [補説]1は、ふつう物語、演劇等の興味深い場面をいい、「佳境に入る」などの形で使うが、最近「年賀状仕分け佳境」のよ...
佳境(かきょう)に入(はい)・る
物語・演劇などが、興味深い場面にさしかかる。佳境を迎える。「推理ドラマもいよいよ—・り、真相が明かされようとしている」 [補説]近年、「ナシの出荷が佳境に入る」のように、ある状況が頂点・最盛期に...
佳境(かきょう)を迎(むか)・える
「佳境に入る」に同じ。「長かった物語もいよいよ—・える」
か‐きょく【佳局】
1 おもしろい場面。興味をそそられる局面。佳境。「話が—にさしかかる」 2 囲碁や将棋で、すばらしい対局。
か‐く【佳句】
1 詩歌の、よい文句。 2 すぐれた俳句。
か‐けい【佳景】
よい景色。よい眺め。
か‐げつ【佳月】
よい月。明月(めいげつ)。「玲瓏(れいろう)たる—」