じ‐しん【侍臣】
《古くは「ししん」とも》君主のそばに仕える家来。おそばづき。近侍。
じ‐じゅう【侍従】
1 君主のそばに仕えること。また、その人。 2 明治2年(1869)以後、宮内省、のち宮内庁内に置かれた侍従職の職員。 3 律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、天皇に近侍した官人。おもとびと。...
じじゅう‐しょ【侍従所】
平安時代、大内裏の中にあった侍従の詰め所。外記局(げききょく)の南に位置した。
じじゅう‐しょく【侍従職】
宮内庁の一部局。天皇・皇后の側近として仕え、諸事務をつかさどり、御璽や国璽を保管する。じじゅうしき。
じじゅう‐だい【侍従代】
平安時代、朝儀に際して臨時に侍従の役を務める者。多く、少納言が任ぜられた。
じじゅう‐ちょう【侍従長】
侍従職の長官。
じじゅう‐ぶかん【侍従武官】
第二次大戦前、天皇に近侍して、編制・統帥など軍事に関する大権の執行を補佐した陸海軍の将校。
じ‐じょ【侍女】
貴人などのそばに仕える女性。腰元。
じ・する【侍する】
[動サ変][文]じ・す[サ変]高貴な人や目上の人のそば近くに仕える。はべる。「愛する者の臨終に—・しているときなどには」〈倉田・愛と認識との出発〉
じ‐そう【侍曹】
《そばに侍する者の意》手紙の脇付(わきづけ)の一。侍史(じし)。