あく‐さく【齷齪/偓促】
[副](スル)「あくせく(齷齪)」に同じ。「蓋(けだ)し彼れ本より—斗筲(とそう)の才にして」〈東海散士・佳人之奇遇〉
あく‐せく【齷齪/偓促】
[副](スル)《「あくさく」の音変化》細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさま。「—(と)働く」「つまらないことに—する」
い‐ざいそく【居催促】
《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと—でもされちゃア」〈円朝・真景累ヶ淵〉
きょく‐そく【局促/局趣】
[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。 [ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。「あたかもわが—たるをあざけるに似たり」〈藤村・春〉
さい‐そく【催促】
[名](スル)物事を早くするようにうながすこと。督促。「矢の—」「返事を—する」
そく【促】
[常用漢字] [音]ソク(呉) [訓]うながす 1 うながす。せきたてる。「促進・促成/催促・督促」 2 つまって縮まる。「促音/局促」 [名のり]ちか・ゆき [難読]偓促(あくせく)
そく‐そく【促促】
[ト・タル][文][形動タリ]いそがしくするさま。また、せきたてるさま。「士に常禄ありて、俯仰衣食の資に—たらざるを得」〈雪嶺・真善美日本人〉
とく‐そく【督促】
[名](スル) 1 約束の履行(りこう)や物事の実行をうながすこと。せきたてること。「図書の返却を—する」 2 税法上、租税が期限までに納付されない場合、その納付を催告する行為。また、強制徴収の...
はん‐そく【販促】
「販売促進」の略。
矢(や)の催促(さいそく)
続けて激しくせきたてること。