ほご‐こく【保護国】
他の国家との条約に基づき、主権の一部を代行させることによって、その国から保護を受ける国。国際法上の半主権国に属する。保護を与える国を保護国という場合もあり、そのときは受ける国を被保護国という。
ほご‐コロイド【保護コロイド】
疎水コロイドを安定化させるために加える親水コロイド。墨汁に加える膠(にかわ)、インクに加えるアラビアゴムなど。保護膠質(こうしつ)。
ほご‐さいぼう【保護細胞】
⇒孔辺(こうへん)細胞
ほご‐し【保護司】
犯罪者などの改善・更生を助け、犯罪予防のための保護観察に当たる者。社会的信望などを有する民間人の中から法務大臣が委嘱する。
ほご‐しせつ【保護施設】
生活保護法に基づいて、生活困窮者を保護するために設けられている施設。
ほごし‐ほう【保護司法】
保護司の使命・定数・委嘱条件・欠格条項・任期などを定めた法律。昭和25年(1950)施行。
ほご‐しゃ【保護者】
未成年者などを保護する義務のある人。特に、その子供の親、または親に代わる者。
ほごしゃ‐かい【保護者会】
幼稚園・保育園、小・中・高校で、子供の成長について保護者と担任が協議する会。以前は「父兄会」「父母会」といった。→PTA
ほご‐しゅぎ【保護主義】
保護貿易の立場に立ち、それを推進しようとする思想。保護貿易主義。
ほご‐しょく【保護色】
動物の隠蔽色(いんぺいしょく)の一種。外敵から身を守るため、あるいは獲物を待ち伏せるため、周囲から目立たなくする体色や模様。