しなの‐の‐くに【信濃国】
⇒信濃
しなの‐ふじ【信濃富士】
黒姫山の異称。
しなのまいにちしんぶん【信濃毎日新聞】
日本の地方新聞。おもに長野県で販売される日刊紙。明治6年(1873)7月、「長野新報」として創刊。幾度かの改題を経て、明治14年(1881)より現名称となる。朝刊販売部数は約39万部(2023年...
しのだ【信太/信田】
大阪府泉北郡にあった地名。現在は和泉市に含まれる。信太の森がある。
しのだ‐ずし【信太鮨】
《狐の好物という油揚げを使うところから信太の森の狐伝説に結びつけていう》いなりずし。
しのだ‐づま【信太妻】
浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などの一系統で、信太の森の白狐(しろぎつね)が葛の葉姫に化けて安部保名(あべのやすな)と契り一子をもうけたが、正体を知られて古巣に帰ったという伝説を主題としたもの。浄瑠璃「蘆...
しのだ‐の‐もり【信太の森】
大阪府和泉市の信太山にある森。葛(くず)の葉稲荷があり、信太の狐の伝説地。[歌枕]「時鳥いまや都へいづみなる—の明け方の声」〈新後拾遺・夏〉
しのだ‐まき【信太巻(き)】
《狐の好物という油揚げを使うところから信太の森の狐伝説に結びつけていう》油揚げを袋状にして野菜・魚介類などの具を詰めてかんぴょうで結び、煮て味をつけたもの。
しのだ‐やま【信太山】
大阪府南西部、和泉(いずみ)市東部にある丘陵。標高50〜80メートルの台地状の丘。北西麓にある葛(くず)の葉稲荷(いなり)は信太妻伝説で知られ、神狐がまつられている。
しのぶ【信夫】
福島県北方にあった旧郡名。現在は福島市の一部。上代、今の伊達(だて)郡とともに信夫国を形成していた。