さか‐さま【逆様/倒】
[名・形動] 1 物事の上下・左右・前後・裏表などの関係が本来の状態とは反対になっていること。また、そのさま。逆(ぎゃく)。さかさ。さかしま。「—から読んでも同じ言葉」「セーターを裏表—に着る」...
さかさ‐みの【逆さ蓑】
⇒岡見(おかみ)1
さか‐しま【逆しま/倒】
[名・形動] 1 「逆様1」に同じ。「倉庫がクッキリと—に鏡のような水に映っていた」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 道理に反すること。また、そのさま。「—な考えを抱く」 [補説]書名別項。→さかしま
たお・す【倒す】
[動サ五(四)] 1 力を加えて、立っている状態のものを横にする。横にねかす。また、ころばす。「木を—・す」「からだを—・す」「足をかけて—・す」 2 (「殪す」「斃す」「仆す」とも書く)殺す。...
たお・る【倒る】
[動ラ下二]「たおれる」の文語形。
倒(たお)るる所(ところ)に土(つち)を掴(つか)・む
「転んでもただは起きない」に同じ。「受領は—・めとこそ」〈今昔・二八・三八〉
たおれ【倒れ】
1 倒れること。ころぶこと。 2 貸した金などを取り戻せないこと。貸し倒れ。損失。「もしあがらぬと、あなたのお—ぢゃがようござりますか」〈滑・膝栗毛・五〉 3 (他の語の下に付き、「だおれ」の形...
たおれ‐かか・る【倒れ掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 倒れて物にもたれかかる。「植木が垣根に—・っていた」 2 倒れはじめる。また、今にも倒れそうである。「—・った電柱」
たおれ‐こ・む【倒れ込む】
[動マ五(四)]倒れてしまう。「足の痛みに耐えかねて—・む」
倒(たお)れて後(のち)已(や)む
《「礼記」表記から》死ぬまで努力しつづけて屈しない。