倒(たお)れても土(つち)を掴(つか)・む
「倒るる所に土を掴む」に同じ。
たおれ‐ふ・す【倒れ伏す/倒れ臥す】
[動サ五(四)]倒れて横たわる。また、倒れて泣く。「長いすに—・す」「げに面影の花松かとて、抱きあひて—・す」〈謡・丹後物狂〉
たお・れる【倒れる】
[動ラ下一][文]たふ・る[ラ下二] 1 立っている状態を続けられなくなって横になる。支える力を失ってころんだり、倒壊したりする。「暴風で木が—・れる」「石につまずいて—・れる」 2 病気になっ...
だおれ【倒れ】
「たお(倒)れ3」に同じ。「食い—」「位(くらい)—」
とう【倒】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(呉)(漢) [訓]たおれる たおす 1 立っていたものがひっくりかえる。たおれる。たおす。「倒壊・倒産・倒幕・倒木/昏倒(こんとう)・卒倒・打倒・転倒」 2 さ...
とう‐えい【倒影】
水面にさかさまに映っている影。「湖面に山容の—が映る」
とう‐かい【倒壊/倒潰】
[名](スル)建物などがたおれてつぶれること。「老朽家屋が—する」
とう‐かく【倒閣】
[名](スル)内閣を倒すこと。「野党勢力を結集して—する」「—運動」
とう‐く【倒句】
意味を強めるために、語句の順序を普通とは逆にして表現すること。また、その句。「行きたいなあ、あの山に」の類。
とうく‐ほう【倒句法】
倒句を用いる修辞法。倒置法。