だ‐とう【打倒】
[名](スル)うちたおすこと。うちまかすこと。「独裁制を—する」
てん‐とう【転倒/顛倒】
[名](スル)《古くは「てんどう」とも》 1 さかさまになること。また、さかさまにすること。「上下関係が—する」「主客—」「本末—」 2 倒れること。「つまずいて—する」 3 あわてふためくこと...
とう【倒】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(呉)(漢) [訓]たおれる たおす 1 立っていたものがひっくりかえる。たおれる。たおす。「倒壊・倒産・倒幕・倒木/昏倒(こんとう)・卒倒・打倒・転倒」 2 さ...
ば‐とう【罵倒】
[名](スル)激しい言葉でののしること。「人前で—される」
ふう‐とう【風倒】
[名](スル) 1 木などが、風で倒れること。「—木」 2 強い力によって倒れること。また、倒すこと。「天下を—せしめんと企て」〈利光鶴松・政党評判記〉
ふ‐とう【不倒】
1 倒れないこと。「—翁(おう)」「最長—距離」 2 潰れないこと。倒産しないこと。「大手金融機関の—神話」
ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒/抱腹絶倒】
[名](スル)腹をかかえて、ひっくり返るほど大笑いをすること。「珍妙な話に—する」
ほんまつ‐てんとう【本末転倒】
[名](スル)根本的で重要なこととささいでつまらないことを取り違えること。「—もはなはだしい」「—した考え」
ま‐さかさま【真逆様】
[名・形動ナリ]「まっさかさま」に同じ。「—のくせ事をもぞ引き出だし候」〈著聞集・一六〉
まめ‐だおし【豆倒】
ヒルガオ科の一年生の寄生植物。畑などに生え、つる状の茎で他に巻きつき、葉はない。夏から秋、白い小花を群生する。種子を漢方で菟糸子(としし)といい、強壮薬にする。大豆に寄生して害を与えることがある。