まさか‐に
[副] 1 「まさか1㋑」に同じ。「—それはできなかった」〈志賀・暗夜行路〉 2 「まさか2」に同じ。「借金を踏んじゃ善くない位の事は—心得ています」〈漱石・彼岸過迄〉
まみれ【塗れ】
[語素]名詞の下に付いて、そのものが一面に汚らしい感じでついていることを表す。また、困った状態であることを表す。「垢(あか)—」「汗—」「ほこり—」「借金—」
み‐うけ【身請け/身受け】
[名](スル)遊女などの身の代金や前借金などを代わって払い、その勤めから身を引かせること。落籍。
み‐うごき【身動き】
[名](スル) 1 からだを動かすこと。身じろぎ。「満員で—することもできない」 2 思いどおりに行動すること。「借金で—がとれない」
み‐うり【身売り】
[名](スル) 1 身の代金と引き換えに、約束の一定期間を勤めること。多く、遊女・娼妓(しょうぎ)にいう。 2 権利・施設などをそっくり他に売り渡すこと。「多額の借金のため工場を—する」
み‐さい【未済】
事がまだ済んでいないこと。特に、返済が済んでいないこと。「—の借金」⇔既済。
耳(みみ)を揃(そろ)・える
《大判・小判の縁をそろえる意から》全額を不足なく用意する。「借金を—・えて返す」
むり‐さんだん【無理算段】
[名](スル)極めて苦しい状況の中でなんとか物事や金のやりくりをつけること。「—して借金を返す」
やりくり‐さんだん【遣り繰り算段】
[名](スル)いろいろ工夫してやりくりをすること。「借金を返すために—する」
ゆきだるま‐しき【雪達磨式】
雪だるまは、雪の塊を転がし、雪をつけて大きくするところから、どんどん積み重なりふくらんでいくこと。「借金が—に増える」