苦(く)に◦する
非常に気に掛けて思い悩む。苦に病(や)む。「借金を—◦する」
首(くび)が回(まわ)ら◦ない
借金など、支払うべき金が多くてやりくりがつかない。
くらい‐こ・む【食らい込む】
[動マ五(四)] 1 刑務所などに入れられる。「三年も—・んだ」 2 厄介なものを背負い込む。「人の借金を—・む」
くるま‐しゃっきん【車借金】
江戸時代、数人の連帯証文で借金をして、輪番で月賦により返済したこと。
ぐず‐ぐず【愚図愚図】
[副](スル) 1 のろのろといたずらに時間を費やすさま。「借金の返済を—(と)引き延ばす」 2 ぶつぶつ不平を言うさま。また、幼児がむずかるさま。「いつまでも—言うな」 3 天候がはっきりし...
け‐たお・す【蹴倒す】
[動サ五(四)] 1 足でけって倒す。「椅子(いす)を—・す」 2 負債を返さないで済ませる。ふみたおす。「借金を—・す」
こう・じる【困じる】
[動ザ上一]「こう(困)ずる」(サ変)の上一段化。「借金の返済に—・じる」
鐺(こじり)が詰(つ)ま・る
《鐺が詰まると刀の抜き差しがならなくなるところから》借金の払いができず動きがとれなくなる。「当たる所が嘘八百、いかう—・ってきた」〈浄・冥途の飛脚〉
こと‐わ・る【断る〔断わる〕】
[動ラ五(四)]《「理る」と同語源》 1 あらかじめ知らせておいて了解を得る。許しを得る。「本題に入る前に—・っておく」「—・って早退する」 2 相手の申し出などに応じられないことを告げる。拒絶...
こんみん‐とう【困民党】
明治中期、負債の利子の減免などを要求して騒動を起こした農民組織。松方財政下の不況によって養蚕・製茶などの副業に打撃を受けた関東・中部地方の農民が組織し、秩父事件・群馬事件などにも参加した。借金党...