かり‐て【借(り)手】
金銭・物品を借りる側の人。借り主。⇔貸し手。
借(か)りてきた猫(ねこ)
ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。
かり‐ぬし【借(り)主】
物品・金銭を借りるほうの人。借り手。⇔貸し主。
かり‐ばら【借(り)腹】
俗に、代理出産を行うこと。また、代理母のこと。
かり‐もの【借(り)物】
1 人から借りた物。「—の式服」 2 形だけ取り入れて、まだ自分のものになっていない、意見や考えなど。「—の思想」
かり‐や【借(り)家/借(り)屋】
借りた家。しゃくや。
か・りる【借りる】
[動ラ上一]《動詞「か(借)る」(四段)の上一段化》 1 あとで返す約束で、人の物を一時的に自分のもののように使う。「友人から金を—・りる」「図書館で本を—・りる」⇔貸す。 2 使用料を払って一...
か・る【借る】
[動ラ五(四)]「借りる」に同じ。「父の—・ろうとする漢籍は」〈漱石・明暗〉 「人妻と何(あぜ)かそを言はむ然(しか)らばか隣の衣(きぬ)を—・りて着なはも」〈万・三四七二〉 [補説]近世後期、...
借(か)る時(とき)の地蔵顔(じぞうがお)
物を借りるとき、にこにこ顔をすること。借る時の恵比須顔(えびすがお)。「—済(な)す時の閻魔顔(えんまがお)」→済す時の閻魔顔
しゃ【借】
⇒しゃく