おか‐やどかり【岡宿借/陸宿借】
オカヤドカリ科の陸生のヤドカリ。海岸近くの林床にすみ、甲長3.5〜4センチ。夏、幼生を海に放つときだけ、海中に入る。小笠原・沖縄などに分布。
おん‐しゃく【恩借】
[名](スル)《「おんじゃく」とも》人の好意によって金銭や品物を借り受けること。また、その金品。「手紙を書いて—の礼を述べた」〈漱石・こゝろ〉
か‐しゃ【仮借】
漢字の六書(りくしょ)の一。音はあるが当てるべき漢字のない語に対して、同音の既成の漢字を意味に関係なく転用するもの。食物を盛る高い脚の付いた器の意の「豆」の字を、穀物の「まめ」の意に用いる類。
か‐しゃく【仮借】
[名](スル) 1 許すこと。見逃すこと。「—なく罰する」「精神の自由を牢(かた)く守って、一歩も—しない処が」〈鴎外・青年〉 2 借りること。 3 ⇒かしゃ(仮借)
かぶけん‐しょうひたいしゃく【株券消費貸借】
保有する株券を他人に貸し出すこと。株主が議決権とともに株券を貸し出し、一定期間が経過したあとで返却してもらう契約のこと。株券の名義は一旦借り主に書き換えられる。返却時に同数の株券がそろっていれば...
くるま‐かし【車貸し/車借】
《「くるまがし」とも》 1 車を賃貸しすること。また、それを業とする人。 2 車で物を運んでその手数料を取ること。また、それを業とする人。「—と云ふ者あまたあり、それを呼ばせて積みて持て来」〈今...
こくさい‐たいしゃく【国際貸借】
国際間の貸借関係のこと。一定時点における一国の対外債権・債務の残高。
しゃ【借】
⇒しゃく
しゃく【借】
[音]シャク(呉) シャ(呉)(漢) [訓]かりる [学習漢字]4年 〈シャク〉 1 かりる。「借款・借金・借用/寸借・前借・貸借・賃借・拝借」 2 ゆるす。「仮借(かしゃく)」 〈シャ〉 ...
しゃ‐しゃく【車借】
中世、京都周辺で、荷車を用いて物資を輸送した運送業者。→馬借(ばしゃく)