へんぱ【偏波】
電磁波の振動方向の分布が一様でなく、一定の方向に限られている電磁波。電磁波が光の場合を特に偏光という。
へん‐ぱ【偏頗】
[名・形動]《「へんば」とも》かたよっていて不公平なこと。また、そのさま。「少し—な僻論であると私には思われた」〈寅彦・自由画稿〉
へんぱ‐ダイバーシティー【偏波ダイバーシティー】
《polarization diversity》ダイバーシティー方式の一。二つのアンテナを設置するかわりに、偏波面が直交するアンテナを用いる。周波数が同じ場合、空間ダイバーシティー方式に比べて、...
へんぱ‐めん【偏波面】
電磁波の進行方向とその電場、または磁場の振動方向を含む面。電磁波が光の場合は偏光面ともいう。
へん‐びぶん【偏微分】
偏導関数の一つの変数のみを変化させて関数の変化率を求めること。また、その値。
へんびぶん‐ほうていしき【偏微分方程式】
偏導関数を含む微分方程式。これに対し、導関数だけを含むものを常微分方程式という。
へん‐ぶつ【変物/偏物】
普通の人とは変わったところのある人。変人。また、偏屈な人。
へんぺい‐りつ【偏平率】
自動車のタイヤで、タイヤ断面の幅Sに対する高さHの比。偏平率はH/S×100で表される。
へん‐ぺき【偏僻】
[名・形動] 1 かたよること。心がひねくれていること。また、そのさま。「—な人」「空想に—し写実に拘泥する者は」〈子規・俳諧大要〉 2 都から離れた片田舎。「—の地」
へん‐ぼう【偏旁】
漢字の偏と旁(つくり)。