せい‐ちょく【誠直】
[名・形動]偽りのないこと。誠実で正直なこと。また、そのさま。「—な心」
赤子(せきし)の心(こころ)
《「孟子」離婁下の「大人(たいじん)とは其の赤子の心を失わざる者(ひと)なり」から》生まれたままの純真で、偽りのない心。あかごのような心。
せき‐せい【赤誠】
少しもうそや偽りのない心。ひたすら真心をもって接する心。「国に—を尽くす」
そきゅう‐ぜんそう【遡及全喪】
厚生年金記録の改竄(かいざん)手法の一。会社が存続していて従業員が保険料を支払い続けているにもかかわらず、事業主が会社を清算したと偽り、期間を遡って厚生年金保険から脱退し、従業員の被保険者資格を...
そら‐ごころ【空心】
偽りの心。うわのそらの気持ち。「いとゆゆしき事になむ、なでふ—にてかは」〈宇津保・蔵開中〉
ぞんじ‐よ・る【存じ寄る】
[動ラ四]「思いつく」「思い当たる」の意の謙譲語。「偽り枕交はせしに—・らぬ祝言の結納(ゆひいれ)」〈浄・関八州繋馬〉
ただす‐の‐もり【糺の森】
京都市左京区の賀茂御祖(かもみおや)神社内の森。賀茂川・高野川の合流点にある。和歌で「質(ただ)す」に掛けて用いられることが多い。[歌枕]「偽りを—のゆふだすきかけつつちかへ我をおもはば」〈新...
たん‐せい【丹誠/丹精】
[名](スル)《古くは「たんぜい」とも》 1 (丹誠)飾りけや偽りのない心。まごころ。誠意。丹心。赤心。「—を尽くす」「—を込める」 2 心を込めて物事をすること。「母の—になる手料理」「—して...
だいぜつ‐そう【大舌相】
仏の三十二相の一。仏の舌が広く、髪の生え際にまで届くくらい長いこと。嘘偽りのない相とされる。広長舌。
てんしき【転失気】
落語。体調のすぐれない和尚が診察に訪れた医者から「てんしき」があるかないかを聞かれる。和尚は知ったかぶりをしてその場をごまかし、あとで小僧を呼んで近所に「てんしき」を調べに行かせる。だれもが知...