いか‐もの【如何物/偽物】
1 本物に似せたまがいもの。いかさまもの。「—をつかまされる」 2 世間並みと異なって変なもの。「—好き」
いかもの‐ぐい【如何物食い】
1 普通の人の食べないものを好んで食べること。また、その人。げてもの食い。悪食(あくじき)。 2 常人と異なった趣味・嗜好(しこう)をもつこと。また、その人。
いかもの‐し【如何物師】
「如何様師(いかさまし)」に同じ。
ぎ‐ぶつ【偽物】
にせもの。偽造品。贋物(がんぶつ)。
にせ‐もの【偽物/贋物】
本物に似せてつくったもの。まがい物。「—をつかまされる」
にせもん【似せ者】
松井今朝子の短編の時代小説。歌舞伎役者坂田藤十郎によく似た人物をめぐる物語。平成13年(2001)、雑誌「小説現代」に掲載。同作を表題作とする小説集は翌年刊行で、第128回直木賞候補作となった。