びぜん‐やき【備前焼】
備前から産する陶器。多く無釉(むゆう)で、火襷(ひだすき)などを特色とする。古代の須恵器が起源とされ、桃山時代から江戸中期に隆盛。桃山以前のものを古備前、江戸以降のものを伊部(いんべ)焼ともいう。
び‐ちく【備蓄】
[名](スル)将来や万一の場合にそなえてたくわえておくこと。また、そのたくわえ。「食糧を—する」「石油を—する」
びちく‐まい【備蓄米】
凶作・天災などで米不足になったときに備えて、政府が購入し保管する国産米。食糧法に規定がある。 [補説]品質を保つため、順次販売される。備蓄米を半分以上混ぜた米は「たくわえくん」と表示される。
びっちゅう【備中】
旧国名の一。山陽道に属し、現在の岡山県の西部にあたる。古くは吉備(きび)国の一部。備州。
びっちゅう‐ぐわ【備中鍬】
刃の部分を2本から5本のくしの歯状とした鍬。水田の荒起こしなどに使う。
びっちゅう‐の‐くに【備中国】
⇒備中
びっちゅう‐もの【備中物】
備中の刀工が鍛えた刀の総称。平安後期から南北朝時代にかけて隆盛。青江物などに代表される。
び‐ひん【備品】
官庁・会社・学校などで、業務に必要なものとして備えつけてある物品。
び‐ぼう【備忘】
忘れたときのためにあらかじめ用意しておくこと。
びぼう‐ろく【備忘録】
忘れたときの用意に用件などを書きとめておく帳面。メモ。