ワット‐タプローム【Wat Ta Prohm】
カンボジアの首都プノンペン郊外の、トンレバティ湖畔にある石造寺院の遺跡。12世紀、ジャヤバルマン7世の時代に建立。バラモン教と仏教の混淆寺院であり、優美なデバター像などの浮き彫りが残っている。
ワット‐タムスア【Wat Tham Sua】
タイ南部、マレー半島西岸の町クラビーの北約10キロメートルにある仏教寺院。石灰岩の切り立った断崖の洞窟にあり、1970年代まで野生のトラが見られたことから、タイガーケーブ(トラの洞窟)とも呼ばれ...
ワット‐チェトゥポーン【Wat Chetu Phon】
タイ中北部の都市スコータイ近郊の、スコータイ歴史公園にある仏教寺院。城壁の南側に位置する。スコータイ朝後期の15世紀初頭に建立。塔堂の四方に仏像があったが、現在は遊行仏と仏像の浮き彫りが残されている。
ワット‐チェンマン【Wat Chiang Man】
タイ北部の都市チェンマイの旧市街にある仏教寺院。12世紀末、ランナータイ王国初代王メンラーイがチェンマイ建都の際に建立した、チェンマイ最古の寺院として知られる。かつて王宮としても利用された。現存...
ワット‐チャマティーウィー【Wat Chamadevi】
タイ北部の町ランプーンの北西郊にある仏教寺院。通称ワットククット。8世紀半ばに建立。仏教の聖地であるインドのブッダガヤの大菩提寺に似た、60体もの仏像が壁面に納められた四角錐の仏塔がある。ワット...
ワット‐チャロン【Wat Chalong】
タイ南部、マレー半島西岸のプーケット島にある仏教寺院。プーケット市街の南西約8キロメートルに位置する。1876年、中国系移民の坑夫の反乱を鎮めた3人の高僧の像が安置されている。同島で最も格式が高...
ワット‐チャンロム【Wat Chang Lom】
タイ中北部の都市スコータイ近郊の、スコータイ歴史公園にある仏教寺院。城壁の東側に位置する。14世紀後半に建立されたスリランカ様式の釣鐘型の仏塔があり、下段に32頭の象の漆喰像が並ぶ。ワットチャ...
ワット‐トライミット【Wat Trimit】
タイの首都バンコクの中心部、チャイナタウンにある仏教寺院。スコータイ朝時代に造られたとされる高さ3メートル、重さ5.5トンの黄金の仏像がある。もとは漆喰で覆われて廃寺に置かれていたが、1953年...
ワット‐トラパングーン【Wat Traphang Ngoen】
タイ中北部の都市スコータイ近郊の、スコータイ歴史公園にある仏教寺院。城壁内の東側に位置する。「銀の池」とよばれる長方形の池の小島にあり、スコータイ独特のハスの蕾(つぼみ)を模した仏塔のほか、漆喰...
ワット‐ドイワオ【Wat Doi Wao】
タイ最北端の町メーサイにある仏教寺院。町を見下ろす小高い丘の上に黄金の仏塔があり、タイとミャンマーの国境を一望できる。紀元前2世紀に同寺院を建立したというオンワオ王(シャン族の言葉で「サソリ」を...