ぎ【儀】
[名] 1 儀式。礼式。「婚礼の—」 2 事柄。こと。「その—ならば論に及ばない」 [接尾]人代名詞、人名、あるいはそれらの側の物を表す名詞に付いて、…こと、…に関して、の意を表す。多く、通...
ぎ【儀】
[常用漢字] [音]ギ(呉)(漢) 1 きちんと整えた人の姿・形。「威儀・容儀」 2 形の整った作法。「儀式・儀礼/行儀・辞儀・祝儀・盛儀・葬儀・風儀・流儀・礼儀」 3 見習うべき手本。模範。「...
ぎ‐き【儀軌】
1 密教で、仏・菩薩(ぼさつ)・諸天などを念誦(ねんじゅ)・供養する方法や規則。また、それらを記した典籍。 2 規則。法則。儀範。「仏々祖々の法は、かならずその始めに、帰依三宝の—あるなり」〈正...
ぎ‐けい【儀刑/儀型/儀形】
《「儀式刑法」の略》手本。模範。ぎぎょう。「和漢の鑑(かがみ)と仰ぎて、四海の—人を恥ぢず」〈太平記・二七〉
ぎ‐しき【儀式】
公事(くじ)・神事・祭事・慶弔などの、一定の作法・形式で執り行われる行事。また、その作法。
ぎしき‐ば・る【儀式張る】
[動ラ五(四)]形式張ってものものしく体裁を飾る。「—・った会合」
ぎしき‐め・く【儀式めく】
[動カ五(四)]儀式のようである。ものものしいようすである。「—・いたことをする」
ぎ‐じょう【儀仗】
1 儀式に用いる装飾的な武具・武器。 2 儀式。
ぎじょう‐へい【儀仗兵】
儀礼・護衛のために、天皇・皇族・高官や外国の賓客などにつけられる兵。
ぎすけ‐に【儀助煮】
小魚類を干したあと甘からく煮て、芥子(けし)の実・のりなどをかけ、焙炉(ほいろ)で乾かした食品。明治中期に福岡の宮野儀助が始めたという。